『香美町の名品』から海の幸・山の幸を厳選。香りまでも美味しい兵庫県香美町のグルメをお届けします。

香美町は、兵庫県の北部に位置し、平成17年に香住（かすみ）、村岡（むらおか）、美方（みかた）の3つの町が合併して誕生しました。北は日本海に面し、南は中国山地に連なる標高1000ｍ超えの山々、その間を清流「矢田川（やだがわ）」が穏やかに流れるという、山・川・海、自然の恵みあふれるまちです。

町内全域がユネスコ世界ジオパークに認定されている「山陰海岸ジオパーク」の一部となっており、珍しい地層や化石、日本百選に選ばれる滝や棚田などの見どころも多くございます。特に「山陰海岸国立公園」にも属する日本海沿岸では、奇岩「かえる島」や洞門など海の絶景をご覧いただくことができます。

兵庫県香美町（カミチョウ）
浜上町長からのご挨拶

兵庫県の北部に位置する香美町は、県庁所在地の神戸市から車で2時間30分のところにあり、北は日本海から南は標高1000ｍ超えの山々まで、南北に長い地形が様々な「山・川・海」の自然の恵みをもたらしてくれます。
日本海沿岸では、冬の味覚の王者「ズワイガニ（松葉ガニ）」をはじめ、9～5月には近畿で唯一「ベニズワイガニ（香住ガニ）」も水揚げされるなど、「カニの本場　香美町」として多くの方に知られるところです。また、山間部を中心に「但馬牛」の繁殖農家が約40軒あり、香美町で飼育された子牛は神戸牛、松阪牛、近江牛、飛騨牛の素牛として全国に出荷されています。近年では、繁殖から肥育までの一貫生産にも力を入れており、上質な「但馬牛」として脚光を浴びております。
香美町で生産されるこれらのA級食材はもとより、山・川・海の恵みあふれる「香美町の名品」をご賞味いただくことで、町の魅力を感じていただき、香美町へお越しいただくきっかけになればと思います。

兵庫県香美町　浜上町長

香美町の名品

香美町商工会が実施する香美町の魅力を高める地域ブランドの取組として、町の魅力を具体的な形として体現し、「香美町の名品」として認定を行う制度を創設しました。今回は「香美町の名品」から厳選した商品を中心にラインナップしております。

香美町の海の幸

日本海が豊かな恵みをもたらしてくれます。「カニの本場」香美町では、ベニズワイガニ「香住ガニ」漁が、9月から翌年の5月末まで、関西で唯一行われているほか、ズワイガニ「松葉ガニ」漁が11月上旬から翌年の3月下旬まで行われます。また、魚種も豊富で、秋から春にかけてカレイ、ハタハタ、ニギス、ホタルイカをはじめ、高級魚ノドグロや深海魚ドギなどが、夏はトビウオ、岩ガキやケンサキイカ（シロイカ）など、港は年中活気にあふれています。
加えて、加工技術に対する評価も高く、これらを原料とした各種魚介の一夜干しなど「かすみの干物」として関西を中心に知られています。

香美町の山の幸

急峻な山々は、優れた「但馬牛」を生み出しました。全国にいる約70万頭の母牛のうち、99.9％が香美町の但馬牛「田尻号」の子孫と証明されております。これが「和牛のふるさと香美町」と言われる由縁です。近年では、子牛の繁殖のみならず、但馬牛の「繁殖」から「肥育」までの一貫生産に取り組んでおり、香美町で生産された「但馬牛」のお肉はもちろんのこと、加工品も高い評価を得ております。
また、名水百選にも認定される美しい水と昼夜の寒暖差により、米・食味コンクールで上位常連となるお米「村岡米」や、これを使用した伝統の味噌、また日本海の潮風をいっぱいに浴びて育つ二十世紀梨などの「香住梨」、そして冷涼な夏の気候を活かして始まった夏いちご栽培など、生産される農産品も多種多様です。